退職代行で退職届に退職理由は何と書く？郵送で送る？

退職代行の利用を検討されている方が多いようです。

退職代行を利用すれば、違法性が無い形で、上司の方と顔を合わせずに退職をする事が可能ですので、職場の人間関係が悪く退職をしたいと考えている方にとっては、かなり良いシステムだと思います。

退職代行を利用しようかどうか悩んでいる方で、退職届に書く退職理由について気になっている人が多いようです。

退職代行で退職届に退職理由は何と書く？

退職代行で退職する時、退職理由は何にするのか気になりますよね。

一番多く使われるのは、「体調不良」という理由です。

なぜ体調不良という理由が多いのかと言いますと、現在の法律的に合法的に健全な形で即日退職をしようと思えば体調不良などの理由が必要だからです。

現代の法律では、退職の意思を表示してから、退職をするまでは二週間が必要とされており、特別な理由なしで即日退職は認められていません。

現代の法律で即日退職が認められるケースは、以下のようなものがあります。

・上司からパワハラを受けているケース
・体調不良
・雇用者と即日退職の合意がとれた場合

ですので、上記のような条件を満たさない限り、合法的に即日退職する事は不可能になります。

そして、退職代行を利用して、退職をする場合、多くのケースで「体調不良」というものが使われます。

「体調不良」という理由で、即日退職をする場合、病気である事を証明する診断書が必要かどうかというもの気になるポイントですが、診断書は不要です。

ですので、「仕事が自分に合わなくて体調不良になりました」と言えば合法的に即日退職が出来る仕組みになっています。

法律で認められているわけですので、雇用者側が退職を認めない事は違法行為になりますので出来ません。

ただ、退職代行を利用して辞めようと考えている方は、精神的に落ち込んでいる人も多いと思いますし、何かしらの体調不良を抱えているものなのではないかと思います。

退職代行を利用して退職をする場合、基本的に郵送で送る事になります。

ですので、上司や会社の社長に対して直接退職の旨を伝えて、退職届けを渡す必要性はありません。

退職届けを郵送で送る事は、法律的に何も問題はありませんし、会社は郵送された退職届の受け取りを法律的に拒否をする事は出来ません。

ですので、退職代行を利用する時の流れは

1.退職届を郵送する
2.退職代行が会社に電話をする

という流れになります。

退職する人が、会社とやり取りをする事は基本的に無いので、退職をする会社の上司や社長から何かを直接言われる心配はありません。

退職後の寮の明け渡しに関するやりとりなどは、基本的に全て退職代行業者を経由してやり取りをするので、退職の意思を会社に伝えた後、会社の人間とやり取りをする必要性はありません。

退職代行で退職をする事に関して、賠償金を請求されたりするリスクを考える人も多いのですが、退職代行で退職をしたからと言って損害賠償を請求されるということはありません。

私が以前退職代行を利用して、退職をした時も、損害賠償金のリスクを考え、退職代行の社員の方に、損害賠償を請求される可能性を質問したのですが、損害賠償を請求されたことは今までで一度もないようです。

ですので、損害賠償を請求されることが不安で、退職代行を利用する事に躊躇している方はそのような心配をする必要性は全くありません。

退職代行を始めて利用する方は、やはり退職代行を利用することに関して、様々なリスクを考えると思いますが、退職代行を利用しての退職は、一般的な退職と法律的には特に変わりはありませんので、退職代行を利用する事に関してリスクを考える必要性は特にないです。

ただ、今まで仕事をしてお世話になった職場ですので、職場になるべく迷惑が掛からないタイミングで退職をした方がお互いに気持ちが良いですね。

退職代行を利用する時の退職理由について取り上げていきました。

退職代行を利用する時の退職理由は、基本的に「体調不良」なり、退職代行を利用する時のやり取りは、会社の上司や社長とやり取りをする必要性は一切ありませんので、会社の人と気まずいやり取りをする心配も不要です。

日本人は、人に気を遣い過ぎる人が多いですし、言いたいことを直接相手に対して言えないような方もたくさんいるので、そのような方は、退職代行を利用してスムーズに退職をすれば良いと思います。

一度しかないー人生ですので、自分にしっかりと合う仕事に就くための努力は惜しまないようにしたいものですね。